バングラデシュ工場
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エリシオの工場はバングラデシュにあります。
あまり日本人には馴染みのない国ですが、インドとミャンマーに隣接しています。
出荷は港町であるチッタゴンから船を出します。 -
初めは驚きましたが、女性は全員サリーやサロワカと言った伝統衣装を着て、いつも仕事をしています。
それに対し、男性陣は結構普通ですね。
帽子自体がない国で、帽子のものづくりがスタートします。 -
各縫製パートは20の工程に分かれています。
写真にある右側の列に座って作業している10名が縫製パート、左側の列で立って作業をしている10名が補佐パートとなっています。
右側の縫製パートは勤務1年以上の熟練者のみが作業することが許されます。
慣れるまでは、左側の補佐パートで仕事を覚えるシステムです。 -
梱包パートでは、袋入れの有無、箱の寸法、小箱に入れる帽子の数量など、お客様の指示に従って梱包していきます。
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工場内ではまだまだ素足の工員も多く、ミシンを踏んでる姿を見て、ケガをしないかといつもヒヤヒヤしています。
しかし本人たちは、素足のほうが踏んでる感覚がダイレクトに分かると言っています。
工場の重要メンバーを
3名紹介致します。
マブ
2つの工場の工場長を兼任しています。
頭もよくキレ者で、流暢に英語も話します。
厳しく、的確に仕事をこなす彼には厚い信頼を置いています。
時には、「厳しすぎるのではないか…」と思うことも。
ラシェッド
生産、サンプルに関する製品班のチーフです。
平均身長の低いバングラデシュにあって、180cm超えの彼はどこにいても目立ちます。
いつも笑顔の彼は周囲を和ませるナイスガイです。
仕事もスピーディにこなし、頼れるチーフのひとりです。
ジュエル
サンプル、生産のスケジュール管理や船やエアーのブッキングなどを管理します。
普段はもの静かですが、仕事ぶりはまじめで丁寧にこなします。
彼なくして商品は日本に届きません!
~最後に~
各工員は、少ない業務内容ながらも専門的に日々同じ仕事をすることで、担当パートのスキルを十分に磨き
自らの仕事に誇りを持ち、生産に真摯に向き合っています。
これからも、皆様のお役に立てるよう努力致します。